D社(鋼材メーカー)
●現状…
 
 
 
 
 
 
 
社内の売上管理は、システム管理部が運営する、オフコンシステムで一括処理してきた。比較的利益率の高い商品で、かつ販売先も固定得意先が大半を占めている。その為売上は、一見安定しているように見える。しかし、実際のところ受注量は、営業各人の努力や能力に負うところが多かった。営業マンの資質や営業所単位の取り組みによって、売上の格差がかなり開いており、この開きをどう埋めていくかが、課題となっていた。
●依頼内容…
 
オフコンシステムで蓄積してきたデータをもとに、パソコンで営業分析をし、 日常の営業活動に反映させたい。そして、それらの営業ノウハウを共有化することで、営業力を強化したい。


●要望@…
 
 
●要望A…
 
オフコンで蓄積してきた過去のデータを、新しいシステムに移行してほしい。

全社の売上や工場別の売上推移など、必要なデータがすぐに取り出せ、 会議資料の作成が容易にできるようにしてほしい。


●提案@…
 
 
 
 
今まで使ってきたオフコンシステムでは、大量のデータ処理はできても、そこからデータを分析し、グラフにまとめたりすることはできない。そこで、オフコンの代わりに、WindowsNT、SQLサーバーを設置。これらのマシンで分析業務を行えるようにした。
 
●提案A… 過去のデータと最近のデータの間で、データを蓄積する枠組みや仕組が違っていることが多かった。そこで、それぞれのデータの整合性をつけながら、まとめていく必要が出てきた。
 
◎まず、依頼主であるシステム管理部の部長に、営業各人や営業所に対して、どのような営業活動や客先へのアタック方法をとっているか、ヒヤリングしてもらった。そして、それをもとに、数種類のメニューを作り、項目ごとに分けるようにした。例えば、粗利ランク別の得意先という分類があり、それぞれに対して、得意先への訪問回数や現在の売れ筋商品の紹介状況などを項目別に入力するようにした。
 
◎また、工場別の売上推移などの項目をつくり、売上がアップしている工場と、ダウンしている工場。また、月や年度ごとのベスト、ワースト売上が検索できるよう項目を設けた。そして、前年同月での売上の比較表や売上額の差が、グラフや表など、一目でわかる形で表示できる機能を加えた。
※このシステムは営業分析を主目的とした販売管理システムだった。営業分析はそれぞれ会社によって指標が違う。その為、市販の販売管理ソフトなどは使えず、こちらで一からつくることになった。見本があるわけではなかったので、社内でのヒヤリングや、項目分けで困難な作業が続いた。しかし、クライアント側の多大な協力もあり、システム化に成功した。


●基本設計…1ヵ月
●詳細設計・開発及びテスト…3ヵ月


事務機器販売会社(経費精算システム)
住宅メーカー(見積りシステム)