「Magicians Meeting 2018 in Tokyo」に参加しました

少し前のことになりますが、10月24日(水)にマジックソフトウェア・ジャパンが主催する
「Magicians Meeting 2018 in Tokyo」に参加してきました。

主に、新しい製品やパートナー企業のMagicを使用したソリューション、
富士通社と連携したクラウドサービス化についての発表がありました。
また、各セッション以外でも複数のパートナー企業の展示ブースがありました。

【バージョンアップ情報】
・超高速開発ツールであるMagic xpaの最新版として「Magic xpa 4」が近々リリースされるそうです。

【新製品情報】
・Webシステムを構築できる「Magic Web Client」
 フレームワークにOSSのAngularが採用されています。
 サーバ側の処理はMagic xpaを使用し、ブラウザ上のレイアウトはAngular側で作成するそうです。
 クライアント側はWebブラウザがあればシステムを使用できるようです。

 【所感】
  クラサバ型システムから脱却するために使ってみたいと思いました。
  ただ、HTMLやCSS、またSJやTSの知識が必須とのことで、知識不足のためすぐには難しそうです。。。

・Magic xpaアプリケーション用 実行・運用監視ツール「MagicPatrol」
 Magic xpaのログを収集、分析し、デバッグ、操作ログ、アラートメール送信といった
 開発~保守・運用で必要な機能を提供するツールだそうです。
 
 【所感】
  「MagicPatrol」を使用してテスト結果報告書をエクセル形式で出力することも可能とのことで、
  使い勝手を確認してみたいと思いました。(詳細情報や使用方法までは紹介はなかったため、
  どこまで便利に使用できるか確認してみたいです。)

・Magic xpi AWSアダプタ(パートナー企業による開発)
 現時点では「S3 Adaptor」、「Redshift Adaptor」、「RDS Adaptor」があるそうです。
 既存のDBやファイルとAWS上のデータオブジェクトやRDBとの連携が可能になるそうです。

 【所感】
  弊社もAWSを使用する機会が増えつつあるので、今後使用することがあるかもしれません。
  また、他のAWSサービスのアダプターが増えるのかどうかも注目したいです。  
 
【クラウドサービス情報】
・2019年1~3月頃に「Magic xpa on FUJITSU Cloud Service」の提供が開始されるそうです。
 富士通社の「FUJITSU Cloud Servicefor OSS」 (IaaS)上に
 「Magic xpa on FUJITSU Cloud Service」が登録され、
 Magicの開発者はそのプラットフォームを利用してアプリを登録でき、
 SaaSとしてエンドユーザへ提供できるようです。
 VDIソフトウェアとしてTSPlusを使用しており、
 エンドユーザはTSPlusを経由してクラウド上のアプリにアクセスします。
 
 【所感】
  現在、弊社内ではクラウド化を進めるにあたりAWSを使用していますが、今後採用するかどうかを
  いろいろな観点(使用感、費用、サービスetc…)から検討しようと考えています。
  また、本筋からは外れますが、デモで見たTSPlusでのクラウド環境への接続がとても早かったため、
  今後、接続ツールにTSPlusを使用することも候補にいれようと思っています。
  (マシンのスペックやネットワークの問題かもしれませんが…)

長々と書いてしまいましたが、新しいサービスや製品の情報に触れることができ、
また、登壇された方の熱い思いを聞くことができて、とても刺激をもらえた1日でした。
これを機に我々がお客様へ提供しているシステムやサービスについても省み、
さらに良いものにしていこうと思います。